「そうか」


ではそうする。


そう言ってリビングから出ていく先生。


再び真っ暗な部屋に残されたあたしだけど。


暗闇に慣れてしまったせいか

先程よりも怖さがなくなっていった。



だけど。


この真っ暗で


いつまた雷がくるかもわからない状況で


本当に此処に一人でいれるの?



ううん、出来るに決まってるじゃない。


万が一出来なかったとしても


あんな人となんて絶対にお断りだし。



それよりだったら菊池を呼んだ方がまだマシ。



そう思っていた時だった。


ゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!


「きゃー!!!!」