自分でも信じられないくらい


笑い声が出る。



そうだよね。



別れたら




きっともうこうして先生の前で笑う事も出来ない。



「いつまで笑ってるんだ?」


先生が呆れた声であたしのおでこを指ではじく。


「いった、酷い。」

「いつまでも笑うお前が悪い」



だってこれがきっと最後だから。


そう思ったら


あなたにあたしの笑顔を見せてあげたいって思ったから・・



なんて


こんな事を思うあたしは結構重症だ。



それでもいい


おかしくたって構わない。



先生のその瞳を


今だけ


あたしのものにしていたいから。