「あっ。実咲 羽夜さん、ですよね?

たしか“みぃ”って呼ばれてるんでし

たっけ。」






「ふふっ♪そこまで覚えてて

くれたんだ。」






「あ、はい!お顔がとても、お綺麗

なので印象に残ってるんです。」





お世辞だって分かってるけど、でも


嬉しいな。





「ありがと!じゃあ私、彼方の事

加乃って呼ぶから、加乃は私の事

みぃって呼んでね!!」





「はいっっ!!みぃちゃん!!」