晩飯が出来、リビングで話しながら4人で食べてた。




学校の事、これからの事とか真剣じゃなく笑いながら食べてた。




「ん?梨珠?」


「寝ちゃったね。」





食べ始めて数十分で梨珠が寝てしまった。





珍しい・・・ビールだってまだ1本しか飲んでないのに。





「風邪引くからベットに連れて行くよ。梨珠?こんなところで寝たら風邪引くぞ。」


「先生っ、起こしたらダメ!」





梨珠の肩を揺さぶり起こす俺に西園寺が慌てて言った。





「は?」


「梨珠ビールだけはダメみたいですぐ寝ちゃうんだ。起こしたら・・・・。」


「うふふふ。」





間があり、話し始めようとしたら笑い声が聞こえた。




「起きた・・・。」





そう言った西園寺は顔が引き吊ってる。





「梨、珠?」


「はぁ〜い。」





恐る恐る名前を呼ぶと、息を飲むほど妖艶に起き上がった。





起き上がった梨珠は誘う様な顔で俺を見てる。





「大河ぁ〜、欲しいの。」

「・・・。」


「H、しよ?」





甘ったるい声を出す梨珠の言葉に固まってしまった。