前のクラスの合唱が終わり拍手が鳴り響く。
入れ違いで吹奏楽部が先に出て、自分の位置に着く。
まるでオーケストラみたいだ。
吹奏楽部全員が自分の位置に座ったところで姫達がステージに出て行く。
西園寺、梨珠、伊集院の順に吹奏楽部の前に出て並ぶ。
「姫によります、曲名はアヴェ・マリアです。」
アナウンスが流れ数秒後に、演奏と歌が流れた。
演奏に消される事なく、ホールに響く歌声。
体中に電流が流れる
聴き惚れてしまう
普段の3人の声じゃない。
一週間でここまで歌えるのか?
3人の歌声は凄く綺麗だ。
表情が変わっていく
穏やかな顔から辛そうな顔、泣きそうな顔。
―――――――梨珠
何を思って
何を考えて
歌ってる?
そんな辛そうな顔は初めて見た
穏やかな顔も
歌い終わった後は優しく微笑んだ
作り物の顔でも俺しか知らない顔でもない。
そんな優しい顔をするお前に、俺が泣きそうになるじゃないか。
入れ違いで吹奏楽部が先に出て、自分の位置に着く。
まるでオーケストラみたいだ。
吹奏楽部全員が自分の位置に座ったところで姫達がステージに出て行く。
西園寺、梨珠、伊集院の順に吹奏楽部の前に出て並ぶ。
「姫によります、曲名はアヴェ・マリアです。」
アナウンスが流れ数秒後に、演奏と歌が流れた。
演奏に消される事なく、ホールに響く歌声。
体中に電流が流れる
聴き惚れてしまう
普段の3人の声じゃない。
一週間でここまで歌えるのか?
3人の歌声は凄く綺麗だ。
表情が変わっていく
穏やかな顔から辛そうな顔、泣きそうな顔。
―――――――梨珠
何を思って
何を考えて
歌ってる?
そんな辛そうな顔は初めて見た
穏やかな顔も
歌い終わった後は優しく微笑んだ
作り物の顔でも俺しか知らない顔でもない。
そんな優しい顔をするお前に、俺が泣きそうになるじゃないか。