■□■□ 愛 □■□■






朝のホームルームが終わり、あたしは机に突っ伏した。







「ああああああ~どうしよう~。」







海斗君があたしなんかの事好きだなんて………。



………それに、健人から告白された時はどうしようかと思った。




でも健人は返事はいいから、今は海斗君の告白を考えろって言った。





待ってくれるって言った。






そのぶん海斗君への返事は大切に返さなきゃ。







「あっ、そーだ愛。」






前の席の優は、何か思い出したようにあたしの方を向いた







「この前タケとキスしたんだって?」







「………………………………………………………………………………………………!!??!?!!?!!m(_ _)m(」゜□゜)」(°□°;)」









な……


何で優が知ってんの??!////

あたしまだ誰にも話してないんですけどー!!?







あたしがアタフタしてたら、




「焦りすぎだから」

と言ってガムを1つ差し出してくれた。