「っ……。」


自然と頬を涙が伝う。


「結構活動も本格的でね~!
今は経済の勉強中。」

「経済…?」

「そ。会社関係の事分かっとけば行けるんじゃないかな~的な?」

「私と同じ考えね!」

「それから、会社の関わり方とか。」


会社の関わり…。


「絶対…取り戻して見せるから…それまで、待っててね。」


取り戻すだなんて…。


「フフッ…ええ、待ってるわね!」

「ん。んじゃーそろそろ。」

「もう…?」

「うん。あんま長居すると怪しまれるからねー。」


それもそうね…。


「あと、SRのメンバーは私と結衣、隆、雅樹、あゆか、南、それから竣だから。

毎日竣以外の私たち6人が変わりばんこに来るから。
もしかしたら、毎日は無理かもだけど…。


私たちは私たちなりに頑張るからね!」

「ええ! ありがとう…。」

「何言ってんの! 大事な友達の為だよ?
こんなの当然!」


朱音…ありがとう…。



「じゃーね、詩乃。」

「ええ。」

「明日は…たぶんあゆかが来るから! バイバイ☆」

「ええ…。」




皆が…頑張ってくれてる。

私も頑張らなくては…!!!