「おい!俺の言うこと聞けね~の?こっち座れって!」
私は、出来の悪いロボットのように、おかしな動きでゆっくりとソファに近付いた。
そんな私を余裕な笑みを浮かべながら、隆介は見てる。
ソファの前で突っ立ってる私の腕を・・・
隆介の手が掴む。
そして、座ってる隆介の前に私が立ち、隆介の手で私はくるっと後ろを向かされた。
「清めてやるからな。ここ触られたのか?」
隆介は私のお尻の上の方を優しく触る。
ちょ・・っと~!
もしかして
相当エロいのかな、隆介って。
そして、私の事・・・うしろからぎゅって抱きしめた。
「もう、お前はチカンの手の感触を忘れただろ?」
隆介は私の背中に顔をくっつけたまま話す。
確かに、さっきの隆介の手の感触しか覚えていなかった。
「ありがと…」
私の『ありがとう』を最後まで聞かずに、隆介が強引に私の体を回す。
そして、今度は前を向いたまま
抱きしめてくれた。
このまま、エッチまで行くんじゃないかってくらいにエロい空気。