ずっと、待っていた人。
会いたくて、抱きしめてほしかった人。
一番自分を愛してくれた人。
揺れる炎が目の端に入ったせいで、涙が溢れ出したことにすぐ気がついた。
立ち上がった人は、まぎれもなく隆介のお母さん。
探しても探しても、何の手がかりもなく…
諦めてしまいそうになったこともある。
でも、どうしても隆介の心の奥の奥にある穴を埋めてあげたかった。
私を救ってくれた人だから…
隆介、愛してる。
隆介、お母さん…見つかったよ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…