後悔したのは、翌日の夜だった。 隆介に送ってもらって家に帰ると、お母さんが大声を出した。 「ちょっと!!!美亜!!りゅーたんが動かない!」 その声を聞いて、私は自分の部屋へ急いだ。 でも、そこまで深刻に感じていない自分もいた。 またぁ、お母さんったら大げさなんだから…って。 お母さんの手に乗せられたりゅーたんは 丸くなってじっとしていた…