とろけるアイスを口に含み、隆介と甘い時間。


唇にバニラアイスをいっぱいつけたかわいい顔で私を見つめる。



んん…かわいいよぉ。


ぎゅっと抱きしめちゃった。



「隆介…ずっと一緒にいたい。」


「美亜たん、もっとアイスちょうだい。」


甘える隆介にちょっといじわるしてみよう…


「もっと食べたいの?それなら、美亜のことどれくらい好きか言って。」


隆介と付き合うまではどちらかと言うとSっ気の多かった私の血が騒ぐ。


「あぁ??お前、誰に言ってんだぁ?」


急に怖い口調になる隆介。


「お前こそ、言えよ。俺のことどれくらい好きか…」


きゃぁ…立場逆転…


「やだ。隆介から言わなきゃ、アイス一人で全部食べるもん。」


「いいんだな…俺を本気にさせて…」


隆介は、アイスのついた唇をペロっと舐めて、ニヤリと笑う。