私は、隆介の足に自分の足を絡めて、できる限りくっついてみた。



「そんなに1つになりたいの?さっき、なったばっかなのに…」


隆介の手が私の首の後ろへ伸びる。


ドキドキドキ…




「好きだよ… だから、コーヒー入れて来いよ。」



拒否しても結局は言う事を聞いてしまうことがわかってたから、素直に従った。


冷蔵庫に冷やしてあるコーヒーを電子レンジで温めなおす。



マグカップに牛乳を少し入れて、スプーンで混ぜる…




え…??



隆介?




ベッドに寝てるはずの隆介が、私の体を抱きしめた。