「くくくく…あ~お前面白いなぁ!嘘だよ。」
スウェットに着替えた隆介は、彼氏…って感じで嬉しかった。
彼女の前で、ラクな姿になるっていいよね。
ソファに乱暴に腰かけた隆介が…
手を…
私の肩に…!!
恋人同士なんだから…
当たり前だけど…
あの隆介が、急にこんな風に変わっちゃうなんて。
「あれ~?何か変な音しない?」
隆介が、私の肩に顔を乗せる。
そして、耳を私の左胸に近づけて…
「あ…ここだ。ここが、すっげ~音してる。どしたの、美亜?」
固まる私の顔をニヤリと笑う隆介が覗きこむ。
私、完全に負けてる。
隆介のペースに乗せられて・・・
遊ばれてる。