さっきまで甘えた声と顔で、私をドキドキさせてた隆介はコーヒーの香りと共にまたSに戻ってゆく。



「いつまでくっついてんだよ、バカ。」


慣れた手付きでコーヒーをマグカップに入れながら、大好きな目で睨む。



きゅん…





もうだめ。





優しい隆介も


エッチな隆介も


甘えてくる隆介も


いじわるな隆介も…






どうしようもないくらいに私の心に入り込んでくる。







もう…溶けちゃいそう…





コーヒーがブラックで飲めちゃうくらいに甘い時間…




もう…



私、完全に隆介のペット。