アイミちゃんが、沈黙をごまかすかのように
カフェオレを飲んだ。




その瞬間、




目に飛び込んできたのは





秀二と同じ指輪。







分かってる。





でも





気持ちなんて






どうしようもない。







その指輪を、どっか深い深い水の底に沈めてやりたい。