だいぶ日が沈んで
星が見え始めたころ



やっと現れた。




なにを話そう。


どんな顔して向き合おう?





彼は気づかずにバス停に並び出す。




「…あの!」




呼びかけると、彼は不思議そうに振り返った。




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