「違う。アイミは悪くない。あたし、今日は謝らなきゃと思って……」


あたしは、アイミの目を見た。


今日はマスカラもアイラインもないアイミの目。


それでも十分すぎるほどかわいいけど、そこにいつもの輝きがなかった。


キラキラ光る、輝きが。


あたしにはすぐに
理由がわかった。



「ねぇ、どうして秀二先輩に連絡しないの?心配してたよ?」



アイミは、泣きそうな目をもっと潤ませた。



「ユイカちゃんは、先輩が嫌い?それとも、先輩と付き合うあたしが嫌い?」



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