放課後、あたしはこの間のスタバに行ってみた。




やっぱりいない。



いるわけない。




その時。




「…あ。」




そこにいたのは、



上田。




「あ、どうも。」




上田さんは、あきらかに不機嫌にあたしに会釈した。



その時、あたしはなぜか



感情の糸が切れたみたいに



涙が溢れた。