私は次の日、早起きをした。


お母さんに「早いわねぇ。」何て言われながらも台所へ立つ。


昨日の夜ある程度は下ごしらえはしておいた。


「何作ってるの?」とお母さんは覗きにくる。


私は恥ずかしくて「お母さんあっち行ってよ!」と台所から追い出す。


「何か手伝うわよぉ?」


「いいの!自分で作るの!」それじゃなきゃ意味が無いもん!



先生喜んでくれるかな?先生の好きなものだといいな。


私はそんな事を考えるだけで、ドキドキワクワクと心が躍った。


人の為に料理を作るって、めっちゃ幸せ!