「渡貫さんは・・・。」と説明してくれようとするイケメン君に、先生は「お前は黙ってろ!」と一言きつい言葉を言って・・・。


先生はイケメン君の胸ぐらを掴んで「亜美に何をした!」と一言・・・。


先生は私を“亜美”と呼んだ。


私は聞き逃さなかった。初めて聞いた先生から呼ばれる名前。


こんな場面で聞きたくは無かったような・・・でも、嬉しいような。


しかし、イケメン君もこんな事されて、何も言わないわけが無い。


だって、イケメン君は何も悪い事してないんだもの。


私をあのチャラ男みたいな人から助けてくれて、歩けなかった私の側にいてくれただけなんだもの・・・。