それでも、先生が私に手を振ってくれた事が嬉しくて、私は一人でにやけてしまった。


だって、好きとか嫌いはともかく、ここから先生を見てて良いって事だもんね!


それだけでいい。


私にはそれだけで十分。


すると、親友の麻奈が私の所へ来て、


「亜美?恋でもしたぁ?」って。


うそっ!何でばれたの?!



「なっ、なんで?!」


「それはね・・・?」と麻奈は嬉しそうに語り始めた。


「まずは・・・スカート!ちょっといつもより短い!」


あっ、目ざとい・・・麻奈!今日は1つ余分に折ってます。


なんとなく?あの水着着たら、このくらいいいかなぁ?なんて開放感?


「あとは・・・髪の毛!キューティクルが・・・。」


「ばーか!そんなわけないでしょ!」