と、思うのもつかの間。


私はあれよあれよという感じで、流れるプール(私には流されるプールにしか思えないのだけど)に連れて行かれた。


お姉ちゃんだって「足着くから大丈夫よ!」なんて言ってるし。


私の水嫌い知ってるんでしょ!もうっ!



でも、まぁ足着くなら平気かな。


それに、何かあったらすぐに助けてくれるはず・・・。


そんな考えが甘かった。



皆で浮き輪みたいなボートにしがみつきながら、楽しそうに流される私達。


私はボートの上にいればよかった。


最初は平気だと思っていたのに・・・。


水の流れが速くなり、なかなか足が思うように下につかない!


少しずつ手が疲れていく。


どうしよう・・・。溺れる!!死ぬぅううう!!