「はぁはぁはぁ・・・。」


「どうしたの?渡貫さん。」


「ごっ、ごめんなさいっ!」


「何で謝るの?謝るのは俺の方なのに。」


と、私の首元のキスマークを触りながら言う先輩。



「先生が・・・先輩を呼んで来いって。すごく怒ってて・・・。」


「あぁ。」と先輩は納得したようだった。



「先生と、君は、もう付き合ってるの?」


その言葉に私は声を出して答える事が出来なかった。


けど、私は一生懸命頷いた。



「そっか・・・じゃあ行くよ。」


そう言って、先輩は私と一緒に先生の部屋へと付いてきてくれた。