先生は私のバンソーコーを剥ぎ取った。


「あっ・・・。」


先生はそれを見て「大きな蚊がいたもんだな。」と低い声で言った。


「先生?」


「お前・・・これ、どう見ても蚊じゃないだろ!」


先生は私に怒鳴りつけた。


そして、先生は私の両腕をギュッと掴む。


「先生・・・痛い・・・。」


そんな私の言葉を聞く様子もなく・・・


「誰のだ?」


「えっ?」


「誰のキスマークだって聞いてるんだ!」


先生・・・?これがキスマークってやっぱりわかるの?



「てか、あいつしかいないか。」


「えっ?」


「あいつをここに呼んで来い!」