「今夜…福田君と食事行くことになったのぉー!!」




…はい、どーでもいい。




「そうなの!?よかったじゃんっ!!」



「うんっ!!」



こちとらお前のことなんてどーでもいいんだよ。



「がむしゃらで誘ってみたらいいよって言ってくれて~!!」


陽菜は完璧に恋する乙女だった。


つーかそんなことでトイレまで連れてくんなよな全く。



「綾子にはまだ言ってなかったけど…
 あたし福田君のことが好きなんだっ!!
 だから嬉しくて…。」


そんなのもう気付いてるっつーの。