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携帯が音を立てる
寝起きの声で電話にでた。
「もひもしぃ」
『愛海?俺、、廉』
「あ、おはよう。」
『おはよ。あのさ、』
「んっ?」
『今から会えない?』
「えっ?」
『駄目?』
「いいけど。」
『じゃあ今から迎えに行く』
「ちょっとまって。学校は?」
『ちゃんといくよ。』
「分かった。じゃ制服着てく。」
『うん。じゃあな』
「じゃあね」

付き合って3年目。
今日がその日だった。

急いで制服に着替えて家の外で、
廉をまっていた。

廉はすぐに来た。