休み時間。
俺は雨音を連れて屋上に行った。
「何で優介を知ってるんだ?!」
蜜華は冷静を装って雨音に聞いた。

「…私にわからない物なんてない」

蜜華は意味がわからなくてただ呆然と立っていた。

「私は貴方のこともよく知ってるわ」
蜜華は黙って雨音の話を聞いていた。
「貴方はとても弱くてすぐ泣く 当たりでしょ?」