「明日、3日振りに撮影をする。そこに来てほしいと言われてなぁ―。」



のほほーんと笑顔で言う。


「……大切な柚莉を危険な場所に連れて行くのは、どうかと…。」



呆れ混じりに言うと、



「なーに、お前がついとるんじゃ、大丈夫じゃろう。」


と、言ってきた。



じ、じいちゃん…あたしの陰陽師としての力を少しは認めてくれ………



「命を差し出してでも、護ればよかろう!!」



はっはっはっと笑って言った。