『こらぁ!オバハン!』


突然の怒声。


『おま、ワシのあぶらげ破れとるやないかい!これ誰かの食いさし入れよったんちゃうんかい!』


『えらすんません。そんでも食いさしなんか使こてませんで?』


『ほんでも見てみ?穴開いとるやろ?こんなん見とったら、ワシのおいなりさんまで痛なってくるやんけ!どなしてくれんねん!』