男は夜が明けると
俺の食事を作り、知らない男が来て出掛けていく


「白龍、行ってきます」と必ず俺に言って出て行き、日が沈み月が出る頃に帰ってくる毎日


帰って来ると必ず俺を膝に乗せて話しをしてくれた


俺は話しを聞きながら尾を振り答えていた


いろんな事がわかった