扉を開けて中に入ると窓側に大きな机があり、
そこには杉崎美由紀社長が座っていた


「黒崎君、そこ座って」


「はい」


社長に言われソファーに座ると


「黒崎君、あなたの飼っている猫、今見せてもらえる?」


淡々と話す社長と眉間にシワを寄せている古谷さんを見て戸惑いながらキャリーケースのとを開けて白龍を出し膝に乗せた