俺は膝を付きその黒い猫を抱き上げていた


温かな感触が手から伝わり猫の顔を覗いてみる


ブルーかかった大きな瞳
よく見ると背中に白い線のような柄


何かを感じた
だから迷わず家に連れて帰ることにした


ただ俺は寂しかっただけかもしれなかった…