「「ありがとうございました」」



パーティー形式の披露宴も終わり、着替えて玄関で俺と悠里は挨拶をしていた


俺は明日も朝から仕事なのでゆっくり出来ずにそのまま古谷さんと帰る


悠里はケースの中で眠ってしまった白龍の頭を撫でて微笑んでいた


「悠里、ごめんね。ゆっくり出来なくて」


俺は申し訳ない気持ちでいっぱいだった