悠里は白龍に気づき、微笑んで抱き上げた


「その子が白龍?」

「そう、とても賢くてやさしいの」


「どこか隆貴君に似ているのかな?」


「ふふ…とても似ているんだよパパ」


親子の温かな雰囲気の真ん中に白龍が尻尾を振ってキョロキョロしていた