白龍は閉められたカーテン窓を見続けていた


悠里が白龍の背中を撫でる


「白龍、またすぐに会えるから心配しないで」


微笑んだ悠里を見上げて‘ニャア’と白龍は鳴いた


温かな時間が過ぎていく


お互いの両親も喜んでくれて、白龍も近々両親に会えるから

しかし鋭い瞳は憎悪を増していた…