「あなたのお名前は?」

だった。とても可愛らしい声で…でも、どこか透き通る声で…

「えっ?」

いきなりの質問に戸惑う男子生徒。すると女子生徒は…

「名前、無いの?無いのね?ふふっ」
「は?いやっ、もしかして…君は…!!止めてくれ~!!」




「名前が無い子は居なくて良いんだよ?…ふふっ」