言葉の続きを遮断する


「 れ い って言え。」


またキスされかねないこの距離


近すぎてあたしの頬はみるみる赤く染まっていく。


「早く。」


「・・・・・・れい、」


ほんとにちっちゃな声で名前を呼んだ。


「え?何?聞こえない」