奈津は美由から、美由の机の上に視線を移した。


机の上には小さくなったアロが仁王立ちしている。


隠す時間などなかった。




「ん?なにこれ?」


「あ、ちょっと……!」




奈津がアロを手に取った。


このままじゃバレちゃう!?




これって、これって……



まずくない!?