「おい」



そう、のんびりと……。




「……!?」





私はまたまた目を疑った。


私の机の上には、ちょこん、と手のひらサイズのアロが立っていた。



今までの癒し的空間は一気に壊された。




十字架の模様が右側にあるということは、大きい方のアロだろう。



周りのみんながガヤガヤうるさいのが救いだった。




「俺様を置いていくとはいい度胸だな」


「ア、アロ!?どうしてここに!?っていうかなんでそんなに小さいの!?」