「いつ、本当のことを言うつもりだ?」


「……まだまだ先の話だ」


「……」






いつもと特に変わらず土日を過ごし、すぐに月曜になった。


今日からまた一週間始まるのかと思うと、ため息が出た。



そう思いながらも、制服に着替えると、リビングへと足を踏み入れる。





「おはよー」


いつも返ってくる生意気な返事はなかった。



もしかして、まだ寝てる……?