私は自分の目を疑った。


ぎゅっと目を瞑り、もう一度開く。



見間違いなんかじゃない。



「きゃぁあああああああ!!」


そこでやっと声が出た。

私は腰を抜かして、その場に尻餅をついた。


「ん……。姫はどうしたんだ?大声なんか出して……」


「ア、アアア、アロなの……?」



「何を言ってるんだ?……あ、戻ってる」




そこには昨日までのアロはいなかった。


代わりに、小さくなったアロがいた。




私は目を見開いて、口をパクパクさせた。



一体どうなってるの!?