結局寝るんなら、ここで寝ないで寝室で寝てよね。


文句を付けながらも風邪を引いてしまわぬように、寝室から布団を持ってきてアロにかけてあげた。




普段は悪魔だけど、寝顔は天使みたい。


さっきも思ったけど、目を瞑ると長い睫毛がより一層長く見える。


女の私より綺麗な顔立ちに嫉妬してしまいそうになる。



アロの寝顔をただずっと眺めていると、次第に眠気に襲われた。




そしてそのまま、アロの隣で眠りに落ちていった。