堪らなく恥ずかしくなった私は、布団の中へと戻る。


アロナイヤに今の顔を見られなくなくて、背を向けた。




「素直じゃないなぁ」


「素直ですー」




美由はムッと口を尖らせた。


相手にした私が馬鹿だった。



もう放っておこうと思ったとき、アロナイヤも布団の中に侵入してきた。




「なっ!」



追い出そうと思ってアロナイヤの方に向き直った。


すると思った以上に近くにアロナイヤの顔があってまごついた。





ち……近い!!