「痛くなどはない。俺を信じろ」


「わ、私、死んじゃったりしないよね!?」


「あぁ、勿論さ」


「吸血鬼になっちゃったりとかは!?」


「……ないって。言ったろ?俺を信じろって」





信じられるわけなんかなかった。


アンタなんか……。




信じられるわけなんかないのに





いつの間にか目を瞑っている自分がいた――