「ん……」 朝かぁ……。 私は、カーテンの隙間から入ってくる暖かい光と、鳥のさえずりで目が覚めた。 今日は一日、天気が良さそうだ。 そういえば昨日の夜は星が綺麗だったっけ……。 そんなことをぼんやりと考えながら私は体を起こした。 ふと、時計に目をやる。 時刻は12時46分。 私は目を見張る。 え!! もうこんな時間!? 寝すぎてしまった!!! 祐二に昼食を作ってあげなくては。