それから数時間して、私は目が覚めた。


辺りは薄暗くなっていた。



今、何時だろう。



そう思って、時計を見ようと上半身を起こしたときだった。


なんだか部屋の中が散らかっていた。



そんなはずないと、目を擦ってからもう一度部屋を見渡す。





「えっ。な、なにこれ……」