祐二は少し寂しそうに頷いた。


そんな祐二の頭を、ぽんぽんと軽く叩いた。




「電話……待ってるからね?」



私がそう言うと、今度は笑顔で頷いて、私の部屋を出て行った。





2人が家を出て行ってから、着替えを済ませ、ベットに仰向けに寝転んだ。


自分の部屋の天井を、ただぼんやりと眺めていると、次第に眠気に襲われた。



そしてそのまま、ゆっくりと眠りに落ちていった。