走り続けて、2分。


あたしはようやく気付いた。


馬鹿な事をしたという事に…


「ああー!あたしのばか野郎っ。」


叫んでも、叫んでも、あたしの心の中には罪悪感ばかりが残る。


「はぁ…」


あんなに冷たい態度をとったのに、友達って言ってくれた浜岡さん。


なのに、なのに…


もうホント…


「馬鹿だあ…」


自分の馬鹿さにムカついてくる。