「…だめだ。眠くなって来た…。」


気づけば寝ていた。


それから数時間後。


「…せっ早瀬っ!」


「うあ?」


吉田があたしの横にいる。


「何つーう顔してんだよ。」


そう言う吉田。


「へっ?あ、やだっ」


あたしは、我にかえった。


「まあ、そんなおまえも可愛いけど…」


ボソッと吉田が呟いた。


「へ?今、何て?」


「何でもねぇよ。早く行くぞっ」


顔を赤らめてそう言う吉田。


「あ、うん。」