「ちょっちょい!顔色悪いけど大丈夫?」


「う…うん。」


あたしは苦し紛れに返事した。


「何かあったら、言ってよね。あたしら友達なんだから、ねっ?」


友達?


友達って言っても、ちょっと話しただけじゃん…


「…ざけんな」


「へ?今何て…」


「ふざけんなって言ったんだよ!」


そう言うとあたしはクラスのみんなに背を向けて教室を出ていってた。


あたしは、自分で自分をコントロール出来なかった。